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思い出~ガルシャ

再びレトロな写真の数々です。

ガルシャは私が産まれる前から両親が飼っていた犬でした。
ガルシャは、父が”ガルシア軍”からつけたそうです。由来は謎。


ガルシャと私。
ガルシャと私


ガルシャ

ガルシャと私3

ガルシャは幼い私にとって姉であり大親友でした。
優しくおだやかなガルシャは毎日、私と遊んでくれました。お話したり、背中に乗ったり・・。
そうそう、食べもしないのに、私の大好物だったキャラメルコーンをあげたりしていたっけ。
泣いたり笑ったり、あっちに行ったり、こっちに行ったり、幼くおてんばな私をいつも受け入れてくれました。

そして幼稚園生になったとき。
初めての集団生活デビューにもかかわらず、私はいじめの対象でした。いじめといっても、現代ほどひどくはなく、今思えばかわいいものかもしれませんが、しょっぱなからそんな状況だったので、仲のいい子ができませんでした。
むしろ、みんなと交流するのが煩わしく、1人で絵を描いて過ごしてました。
よけい、からかわれました。

でも、いいや・・・て思っていたのでした。
おうちに帰れば私には猫たちや犬がいる。帰ったらガルシャがいる。
ガルシャと私

-----------------------------------------------------------------------------------------

ある晩のことでした。
私は庭から聞こえる両親のひそひそ声で目が覚めました。
「もう、ダメかもな・・・」
「ガルシャも歳だしね・・・・・」

庭で両親がガルシャの様子を心配そうにみていました。
私が幼稚園生のときです。

「ガルシャ・・・死んじゃうの?」窓を開けて両親に尋ねました。
「大丈夫だよ、心配しなくていいから寝なさい」。

心配になりながらも、小さな私はそのまま寝てしまいました。




翌朝






・・・・・ガルシャは死んでいました。両親はずっと見守っていたようです。


”ガルシャが死んじゃった・・・・!!!!”

”もうこれからはガルシャに会うことができない!! ガルシャはいない!!”

私はありったけの大声でわんわん泣きました。


”でも、どんなに泣いても、悲しんでもガルシャにはもう二度と会えない!!”

ガツンッと心に重く突き刺さる現実。
この瞬間、私は生まれて初めて『死』というものを理解しました。

そして余計に悲しくなり、号泣したのでした。



父親は庭に穴を掘っていました。
ガルシャのお墓です。大きな椿の木の下がガルシャの眠り場所となりました。

「さあ、ガルシャを埋めるよ」
・・・・・・・
「・・・・私も手伝う」

穴に収まったガルシャの身体に土をかけました。それで悲しみが癒えたわけでも、死を受け止めれたわけでもなかったのですが、「お別れ」の儀式のような気がしていました。



母が言うにはガルシャの死後、私は1週間もずっと、目に涙をため、めそめそしていたそうです。
好物を作っても、お菓子を与えても喜ばない。
公園で遊んでも、ブランコに腰掛けて、ぐすぐすと涙ぐむばかり・・・・。

さすがの両親も心配したそうです。
そして、もうこれは最後の手段と、父親に連れて行かれたのは・・・・・


病院。


ではありません、自転車屋。

そう、私はこの頃、ずっと自転車がほしいと言っていたのを両親は覚えていたのです。
自転車を買ってもらった私は、あっという間に元気になったそうです。

母の話を聞いたときは、なんてげんきんな子だろうとも思いましたが、いやいや4~5歳の子どもはそれくらいがいいでしょう。


私を背中に乗せたガルシャ。
ガルシャと私2
この頃、既に高齢でかなりしんどかったようです。それでも私の面倒を見てくれたガルシャ。
ありがとう。

ガルシャの死以降、私は動物の死で泣くことはほとんどありませんでした。悲しいだけじゃない何かを受け取ったんだと思います。
--------------------------------------------------


それから10年、私はガルシャと再会しました。


父が庭の木の植え替えをしていたとき、「あ・・・」と声をあげ、続けて言いました。
「骨がでてきた。ガルシャのだ・・・。」

リビングにいた私は庭に飛び出しました。父はガルシャの頭蓋骨を手にしていました。

ああ、起こしてしまってごめんねガルシャ。
そしてこのとき、また私を心配してガルシャが会いに来てくれたのだと思いました。
当時の私は中学3年生で受験シーズンで、かなりナーバスになっていたので。

”どうか無事に合格しますように”
ガルシャの頭蓋骨に願掛け、またお墓に戻したのでした(やはりげんきん・・・)。

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ガルシャの死を思い出すたび、いまだに涙がこぼれます。
ガルシャは「死」を初め、ほんとにいろんなことを共に過ごした中で教えてくれたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。

現在は、色々な事情でそこから引っ越してしまい、ガルシャを初め、今まで飼っていた動物の骨たちも土に埋まったままおいてきてしまったけど、いつも私のそばにいてくれてると感じます。


とても長い長いお話におつきあいくださり、ありがとうございました。
次回はアヒルのあーちゃんについて、ロハスな我が家の生活と共につづりたいと思います。
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同じような年頃に同じような経験をしてます。

あ~ずっと忘れていたけど、思い出しちゃった。
優しいコロ君。
買い物に出かけると、必ず家の近くの交差点まで
お迎えに来るような賢い子でした。

いくつになっても心温まる思い出です。
隆花の母さんもそうでしょ?

こんばんは

そうだね、人間は僕達以上に「死」に対して色々と向き合わないといけないよね。
生きてる間どれだけ幸せだったのか、そこが一番だよ。
家族全員が幸せ、それが全てだよね。

励ましてもくれるし、頼りになるガルシャだったね。
今でも側にいるかもね。

私の家で飼っていた柴犬は、私が大学に行くので神戸に出てきた翌々日に死んでしまいました。
「夏休みに会おうね」って言ったのに・・・。
多分私が無事に神戸に行くまで頑張ってくれたのだと思います。

やっぱりいなくなった子のことを考えるとさびしいですね。
でも思い出でず~っと残ってるってことは一緒に暮らした日々がお互い幸せだったということだと思います。

ガルシャちゃんは思い出だけでなく、とっても大切な事を
母サンに教えてくれたのね.....
私も産まれた時から側にいてくれた姉ネコがいました。
辛い時にも嬉しい時にも側にいてくれて、死を思うと寂しいけど
今でも悲しく感じるのは、それだけとっても良い思い出が
あるからだと思います。
母サンの事が心配になった時、ふと姿を現して勇気づけてくれる
ほんとに優しい仔だわ。
写真の様に、いつも寄り添ってるかも。

昼間から泣いてまうやないの。
そうよねぇ、動物には心癒されるものです。
小さい子だってそうよね。
ガルシャはもう高齢でしたのね、陸花の母さんにとっては、
短い付き合いになっちゃいましたか。
楽しい思い出いっぱいでも、いなくなるとやっぱり悲しいですよ。
しかし小さいころから、いろいろな動物と一緒でしたのね!
思わずムツゴロウ?とツッコミたくなるとか、ならないとか。
どれもこれもいい写真ですわ~
特に顔の汚れ具合が、ナイスです!

子供の頃に飼ってた動物の思い出って
また格別ですよね。
私もガルシャさんの思い出話を読みながら
色んな事を思い出しました。
じっとそこにいてくれるだけで
自分を受け入れてくれてる気がするんですよね~
本当、写真が素敵!汚れたお顔、可愛い☆

ありがとう。ドライアイが治ったわズルズル
陸花の母さんの素敵な思い出の中にお邪魔させて頂いて
忘れてた記憶が蘇ってきたわウフフ
今度実家に帰ったら写真を持って帰ってこようかな。

ガルシャさん、優しい目をしてますね。
陸花の母さんのこと、ほんとに大好きだったんだろうなぁ^^
そして母さんからも大好きの気持ち、強く感じます。
いい姉妹ですね。
ほろり、としました。
きっと今も見守っていてくれてますね^^

☆ガルシャに会ってくれてありがとう
ブログを通じて皆さんにガルシャを会わせることができました。ありがとう。今も空から私のことを見ている気がします。あっちの世界に行ったときは、また一緒に遊べるのでしょう。
ガルシャの死後、すぐに迷い犬が舞い込み、その後もしばらく犬が途絶えることはありませんでした。
猫もそうです。みんな生まれ変わりながらやってきてるのかなあ~なんておもったりします。
みなさんの実家の猫ちゃんや昔話などもよかったら聞かせてくださいね~。

あ・・・ダメだ。
最近、本当に涙腺がゆるゆるで(ToT)

☆あやぞっさん
私も書きながら涙がでてたわ~。
プロフィール

陸花の母

Author:陸花の母
2004年4月生まれの兄妹。
茶トラ:甘ったれなおっちゃん猫「陸」(♂)。
黒ミケ:超内弁慶なおてんば猫「花」(♀)。

陸花の木
猫の足跡
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